開業資金の概要は下記となります。

物件取得費仲介手数料、保証金・礼金、前家賃
内外装建築費施工図面、内装、外装、看板
デザインロゴ、看板、メニュー、POP、タペストリー、その他
厨房設備費茹で麺機、餃子焼き機、食洗機、スープレンジ、レジ・券売機、什器備品、その他
人材獲得育成費募集広告費、開店前研修費、開店前人件費
開業資金計画表

数字を入れてみましょう。下記からダウンロードできます。


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物件については取得費や家賃から決める場合が多いですが、ターゲットとなる売上を見込める場所なのかが大切です。その上で注意すること7つ。

コスト、店の顔、店の形、店前通行量、導線、競合、周辺分布です。売上予測シュミレーションすると、その家賃で成立するかわかるので計算してみるといいです。

運転経費

運転資金を分解すると上記の通り5つに分類されます。

FLコストは60%を下回ることにこだわると商品サービスの劣化になりますので注意が必要です。
返済は売り上げの5%くらいが妥当です。

1、食材費 飲食店の商品作りの元のなる食材仕入れ(フードコスト)

23%〜43%通常35%くらいが多い率です。

2、人件費・働くスタッフの給与(レイバーコスト)

20%から40%です。
FLのバランスでどんなお店作りか変わってきます。詳細は別途

3、光熱費

お店でスープを炊いている店でも、清湯、なのか白湯なのかで変化しますし、鳥と豚でも調理時間が変わるので光熱費も変わります。

4、家賃

ほとんどの場合は賃貸で借りる場合が多いので家賃を払います。(レント)契約期間が短いところで2年、長い場合は10年です。更新時に、礼金を入れたり、保証金が償却して、償却された分を補填して納める場合もあります。家賃プラス更新時にかかる費用を積み立てるようにしましょう。売り上げの5%〜10%が目安です。

5、初期投資

開業時にかかるイニシャルコストです。全部自己資金の場合もあると思いますが、開業時にかかった費用はコストとして考えて、経費として考えていきましょう。
借入の場合は、返済に回ります。

一般的な準備資金

開業にかかる経費プラス1
開業にかかる経費は目指す店舗規模などにもよりますが、最低100万円~最高5000万円以上必要となります。

資金調達方法について

資金調達方法は下記となります。

1、自己資金

2、借入

  • 商工会
  • 日本政策金融公庫

3、身内借入

4、投資家

コストを抑えるポイント

コストを抑えるポイントは売り上げを上げることです。元も子もない話な様ですが売り上げを上げることこそがコストを抑える最大の施策になります。なので初めての時はコスト削減よりいかに売り上げを上げるかに全力を投入しましょう。
これは実話です。ある飲食店が開店して、半年もしないで取引先から打診があり、材料費を下げたいと提案がありました。ひとつき300K使用する予定が、1トン以上使用していました。売れている店は、他の業者も放っておきません。なのでその前にこの仕入先が先に手を打ったわけです。
減価率ばかり気にすると、お客様にとって魅力的な商品ができません。
まずは、売れる商品作り、そこからいかに経費を抑えるかです。
材料費、製造費どちらを抑えるかという判断になります。どちらも抑えたら良いものはできません。
開業時に費用をかけられる場合、設備が整うと、店内で製造し食材費は抑えられるかもしれません。

上記はラーメンを作るのにかかる経費です。
材料費を下げる場合は、人件費をかける
人件費を下げる場合は材料費をかける
設備費をかけると人件費を下げられる

※開業資金が掛からないのは油そば専門店

収支計画の作り方

収支計画を立てる際に使う、売り上げシュミレーターの表の参考資料となります。

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